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dogdeco diary 愛犬と暮らす、すべての人へ

好きなものと好きなこと。

2022/02/08

先日気管支炎悪化により体調を崩した時期、ほぼ食事が喉を通らずやっと食欲が出た!というときにクロワッサン生地のパンにドハマり。そんなモサついたものを食べるな、とか散々の非難受けつつ買いにも行けず届けてもらったり、大好きなパン屋さんからお取り寄せをしました。なんとも便利な時代と優しい友人たちよ。パン派かごはん派かと言われれば、圧倒的に米!と叫んでしまいますが、でもなぜか美味しいパンを常にストックしておきたい性分です。みなさんはついストックしてしまうものありますか?

この体調が悪い時期に、話の流れでなにが好きかと昔の上司に聞かれました。食べ物を羅列したら、趣味はないのかと聞かれました。せめて犬とか言え、とも。そうだった…犬が大好きです。なのになぜ。寿司に日本酒、天ぷら、餃子にビール、美味しいパンにタルト、いちご大福!とあれほどまでも威勢よく答えたのか。これに続き、あそこの何が食べたいだの希望まで述べていました。ただ単に卑しいだけなのか、食べられなかった反動なのか。

よくよく考えたら本を読んだり、映画見たり、「好きなこと」はたくさんあるのに。と苦笑い。食べることが基本なんだな、と。それはそうだよなぁ、犬も人間もと思ったわけでした。毎日しているにもかかわらず、散歩!のひと言は出なかったものか。いやもう習慣だからでしょうか。

愛犬たちは、与えられたものを死ぬまで食べるわけです。食べる食べない、好みは別にして、飼い主の判断のみで決められているドッグフードとおやつ。毎日のことなのでやはりきちんとしたものをと思いますが、ちょこちょこいろんなものを与えてしまったり、フードも定まらずなんてことも少し慣れてくると多いと思います。パンの切れ端を与えたり、果物与えてみたり、キャベツの芯齧らせてみたり。

人間と同じで体調を崩すまで、それが良いことなのか悪いことなのか気が付かないことも多いと思います。自分がしていることが健康を害してしまうことがあるということ。私たちが体調を著しく崩すと、食生活の見直しを求められることが多く、次に適度な運動を心がけてくださいと来ます。わかってはいるのです。けれどうまくはいかないのが常です。

愛犬たちに関しても適度がなかなか難しい。フードの量、運動の量、愛情のかけ方。ついつい偏ってしまいがち。それでも愛犬の身体をしっかり熟知していれば問題のない範囲で健康は維持してあげられると私は思います。私自身、突発的なことにビクビクしているのも事実です。緑内障の発症時の目の羞明とワクチンアレルギーで柴犬の身体がパンパンに腫れ上がったことがいつでも走馬灯のように蘇ってきます。ついでにうちの息子が四ツ谷の駅で転び大理石で額をパックリ切ったときのこと。もう、これ一生付きまとうと思います。今でも度々胸がキュッと締め付けられます。弱いなぁ。

そんな毎日の暮らしの中で、いかに!です。犬にとってフードの質はその一生をも左右すると思うのです。おやつのあげ方も。いいものをあげれば間違いない。この表現には違和感を感じますが、それでもやはりパーティアニマルオープンファームはとても良いフードだと思うのです。謎めいたものが何一つ入っていない。これだけで十分の一言です。犬にとっての楽しみにひとつ。香り高く、良質なタンパク源を与えてほしいなと思います。

ここ二週間の私の気管支炎悪化による投薬量は結構なものでした。5歳から患っている気管支喘息の投薬吸入のせいで心臓も弱ってきており、コロナ感染をひたすら恐れ治療と予防の伏線が何重にも張られたもの。その中で唯一最大限投与した、犬の皮膚炎の際などにもよく使われるステロイド剤と呼ばれる副腎皮質ホルモンを活発にするもの。いわゆるドーピング剤。一般的に長期間使用してはならないものです。それはまぁ炎症反応を抑えるには効果的なのですが、副作用も強く、いきなり止めるとそれも副作用となって現れるため、徐々に量を減らしていき使用を中断します。慣れてはいるもののびっくりするほどの副作用に、犬にもこれらの薬処方受けるんですよ、と担当の先生に話すと。やめた方がいい、の即答。怖い世の中になったもんだねと。小さな小さな犬たちに人間と同じ薬を投薬する危険性。腸内環境も精神も乱れるわけです。私も処方されるがまま、2匹に投薬していたことがあります。今ではまずは毎日の食事、運動を基準に重篤な症状が出ない限り、そこから判断しこの薬は使いたくないということもあります。そして聞く、調べる、納得する。判断材料を多く持てど、選択肢を多く持つことは望みませんので、ひたすら毎日の積み重ねと正しい判断を下せるようになること。そしてその判断に後悔しないこと、を心がけています。

愛犬も私も健康で、元気に散歩できること。愛犬と散歩をしている私が好きです。私と散歩をしている愛犬が好きです。当たり前になりすぎると欲は出ますが、これが私と犬との暮らしです。これからもまもっていきたいです。犬の本来持つ力、全て発揮してあげられたらいいな。愛犬を外に出さないなどもってのほかです。空の下を一緒に歩きましょう。

ステロイド剤の副作用、食欲増進。よって太りやすくなるのですが、これが要因で私は好きなもの、好きなことを聞かれたときに食べ物のことしか出なかったのだと思います。恐ろしき、副作用。ですね。

引き続き、寒い日が続き、コロナウィルスも蔓延しています。怖がりすぎずに、気をつけて愛犬と楽しめればと思います。商品について、フードについて、おやつは何を?というご不安、ご不明点はいつでもお気軽にお電話ください。もちろん、店頭でもお待ち申し上げております。