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dogdeco diary 愛犬と暮らす、すべての人へ

顔をあげて、上を向いて歩こう。

2021/03/10

今年の桜の開花は去年より一週間ほど早くなるそうで、関東では来週にも咲きはじめるようです。緊急事態宣言も延長され、21日までとなりました。もはや緊張感もなにもない延長とあちこちで囁かれていますが、一体どうなることやら。先だってコロナワクチンを接種した医療関係者の知人たちによると翌日の接種部位の痛みはあったものの、異常はなしとのことでした。宴会はもちろん、立ち飲みや一部立ち入り禁止、今年のお花見はなんとなく横目に流す感じで過ぎゆくのでしょうか。さみしいような、でも、静かに情緒を楽しむのは本来あるべく姿なのかもしれません。かの国木田独歩が愛した小金井の桜もつぼみが膨らみ、今にも咲きそうな木もすでにたくさんあります。愛犬とともに散歩ついでに楽しみたいと思います。どの日常が当たり前か、だいぶ変わってきてしまったけれど、早く安心して生活出来る日常が戻るといいなと思います。

カラフルなcanndy popシリーズが全種類入荷しています。 ドッグデコがおすすめしているショートリードもおそろいでご用意があります。スライサーはミントとチェリーの2色展開となっており、dogdecoHOME店頭のみの販売です。量産ができないため、すぐ売り切れてしまうこのcandypopシリーズ。やっと全種類、全色揃いました。

もふもふとした毛量が多い犬種には3cm幅のショートカラーを。首が細い小型犬や短毛の犬種には2cm幅のカラーもご用意があります。愛犬に合わせて首輪の幅や色をお選びください。サンダー、モンキー、ブラウン、チェリー、ペパーミントの全5色です。

暖かくなり、道端にはたくさんの食べ物が落ちる季節となります。食べ物のにおいがついているだけで、包みを食べてしまう愛犬たちも多くいるのではないでしょうか。肉まんの下についている紙の部分やチキンの骨や包み紙。我が家も血気盛んな1歳の頃、二度ほどそれらを喰らいました。一度目はチキンの骨、二度目は半分ほど残ったおにぎりをビニールの包みごと。こちらも相当に焦りましたが、それ以上に焦ったのは我が柴犬。びっくりするような速さで丸飲み。その後、よろしくない油による嘔吐下痢。下痢においては緑色という、スプラッタ状態が家中で繰り広げられました。苦しむのはあなたですよ、というのが通じないが犬です。となるとやはり飼い主の責任です。地面に鼻をつけ、美味しそうなにおいのするものを見つければ本能は働き、食べてしまうのが犬。ならば、顔を上げて歩かせよう!というのがショートリードを使う目的のひとつです。クンクンと嗅がせるのは、時間と場所を決めて。今年はまさか食べ物はそんなに落ちていないにしても桜を見にいくときは、顔をあげてしっかりと横にツケをさせて、愛犬を拾い食いの危険から守りましょう。

雨も多いですね。ついに古くなったレインコートを新調しました。柴犬10,6kg、6号です。桜が咲いた後の花冷えのときもまた、雨が降ったり荒れるのでしょう。レインコートを着ていても泥跳ねした腹部や、脚はクレンジング力抜群のGEORGEのドッグシャンプーで。アルガンオイルとシアバター配合でコンディショナーいらずです。

自分で犬を選んで、飼って10年。あらゆる面においてこんなに苦労するとは思いもよらず…でもそれ以上に日々愛おしいことよ。これまで親戚の家では犬や猫が常にいたように思います。それもなぜだかすべて迷い犬と捨て猫。田舎に移住した祖父の家には迷い犬、どうしてか当時はばかがつくほど大きかった叔父の家の前にはよく猫が捨てられていました。その子達をかわいがって(おそらく今よりは数段雑でしょうが)面倒みていた祖父たち。幼かった私が遊びに行っても、しっかりどの犬もしつけがなされていました。トレーナーさんに(そんなものいなかった)預けることなく、よくあそこまで言うこと聞かせていたなぁと今考えると思うのです。私が散歩に連れて行っても、引っ張ることもせず、吠えることもせず、おとなしく横を歩いていました。なにより祖父が呼べば、どんなに遠くにいても走って戻って来ていたのです。祖父は犬に対してはかなり厳しかったイメージがほんのりと残っていますが。それにしたって、どこから来て何歳だかわからなかったでしょう犬を最後まで面倒見ていました。きっとなんの疑問もなく。ど田舎に迷い込んできたから当然のこととして。叔父に関しては無類の猫好きで、文字通り猫かわいがりをしていました。おしゃれな源氏名のような名前まで付けて、叔母にどこの女の名前を付けているんだと詰問をされていました。北海道に移り住んだ今もなお、移住先の庭先に置き去りにされていた猫を甲斐甲斐しく飼っています。飼育崩壊という言葉が飛び交う昨今、ふと祖父のように当たり前にしつけをし、叔父のように捨て猫を飼い育てていることを思い出します。先日また叔父の庭に子猫が捨てられていたそうです。行く先々でそんなことがあるんだなとやるせない気持ちになると同時に、私たちができることは本当に少ない。まずは自分で選んで飼った犬をしっかり最後まで愛すること。そして迷惑をかけないようにしつけをすることだと思っています。他の方の大切な愛犬に向かって吠えたり、噛んだりしないためにも。そのためにショートリードはとても良い道具であると思います。

dogdecoHOMEでは店頭でショートリードをお試しいただけます。どのくらいの長さで、どのような使い方をするのかスライサーと合わせてぜひ試しにいらしてください。

愛犬と共に地面ではなく、上を見上げて、桜を見ながら歩く季節の到来です。